福井大学工学部附属
超低温物性実験施設
 
 

寒剤供給セクションからのアナウンスです。前半は文京キャンパスのすべての液体ヘリウムユーザーに共通です。後半は遠赤センター特有の操作です。よろしくご協力ください。


液体ヘリウムユーザーの皆さんへ

 寒剤供給業務遂行のため,超低温物性実験施設では,ユーザーから蒸発して帰ってくるヘリウムガスの回収,その回収ヘリウムガスからヘリウムガス以外の不純物を除去する精製,ヘリウムガスの

液化と液体ヘリウム容器(500リットル)への充てん,及び液体ヘリウム容器(500リットル)からユーザーの液体ヘリウム容器への転送という作業を繰り返し行っています。これらの作業の内,精製とユーザーの液体ヘリウム容器への転送の時に,大量のヘリウムガスが送られていると,円滑に作業を進められなくなります。これらの作業は,主に,月曜日,火曜日,木曜日に行われます。そこで,液体ヘリウムを用いた実験を行う場合,月曜日,火曜日,木曜日の時間帯に,大量のヘリウムガスを送らないようにしてください。

 そのため,月曜日,火曜日,木曜日に実験を行う場合には,

1.前日の夜,自動回収スタートボタンを押し,遠赤外領域開発研究センターの回収ホルダー(20m3)を空にしておき,回収ホルダーの回収容量以内で実験を行う。

2.遠赤外領域開発研究センターの回収ポンプ(センター1階)2台の内,壁側のものだけを動作させる。

3.必要に応じて,超低温物性実験施設の寒剤供給業務に携わるスタッフに,回収ヘリウムガスについて連絡を取りながら,実験をする。

等を守ってください。

遠赤外領域開発研究センター

寒剤供給セクション

小川 勇

回収ヘリウムガスを返送するタイミングの注意

2008/08/21

 
 

次へ >

< 前へ