近年、量子エレクトロニクス分野において、新たな知見や技術が次々と発表され、学術的かつ実用的な応用が加速している。本研究会では、光・THz・レーザーに焦点を当て、最新の研究成果の共有や専門家同士の議論を通じて、量子エレクトロニクスのさらなる発展に寄与することを目的としている。 また、故小林喬郎先生と福井大学遠赤外領域センターにゆかりのある研究者が一堂に会することで、学際的な視点を取り入れた新しい課題解決のアプローチを模索する。これにより、新たな領域の開拓に向けた道筋を明確にし、今後の研究活動への方向性を探る機会を提供する。 本研究会が、量子エレクトロニクス分野のさらなる発展に貢献するとともに、参加者同士の活発な交流と新たなネットワーク構築の場となることを願う。
日時:2024年12月12日(木)12時半~
主催:量子エレクトロニクス研究会実行委員会
後援:福井大学・遠赤外領域開発研究センター
会場:福井大学文京キャンパス 遠赤外領域開発研究センター5Fコロキュウム室
費用:無料
12時半~16時半:研究会講演会
開会挨拶 平等拓範
「小型集積パワーチップレーザーによるテラヘルツ波発生」 平等拓範(理研、分子研)
「テラヘルツ波の電気光学サンプリング」 谷正彦(福井大学)
「100GHz薄膜ガラス有機光変調器の実用化」 榎波康文(長崎大学)
「カオス超越性による高安定THz波」 桒島史欣(福井工大)
「三菱電機におけるレーザ計測・制御技術」 今城勝治(三菱電機)
「光コムとテラヘルツ分光測定」 中嶋善晶(東邦大)
16時半~17時半:見学会
18時~情報交換会