平成23年度福井大学遠赤外領域開発研究センター共同研究公募
(本ページは2011年度に実施された福井大学遠赤外領域開発研究センター共同研究公募情報を記録として掲載しています。)
未踏の周波数領域として残され、21世紀のフロンティア的技術開発領域である 遠赤外/テラヘルツ波分野において、急速な技術発展が始まりつつあります。こ のような情勢におきまして、遠赤外/テラヘルツ波領域の戦略的開発研究のため、 わが国の研究拠点の形成が求められています。福井大学遠赤外領域開発研究セン ター(以下、遠赤センター)は、このような要請に応え、遠赤外領域の高出力光 源開発と応用研究、広帯域分光研究、遠赤外領域高出力光源を用いた材料開発お よび物性研究等を展開するため、平成23年度より遠赤外/テラヘルツ波分野の わが国の研究者から共同研究課題を公募します。
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H23年度共同研究採択課題一覧のダウンロード
共同研究課題の採択プロセス
共同研究を円滑に実施するため、遠赤センター運営委員会のもとに共同研究委 員会が設けられています。共同研究の実施は、この委員会によって行われ、共同 研究課題の採択・共同研究経費の配分等を行います。採択された共同研究課題に 対しては、年度末に、成果報告書の提出を求めます。成果報告書は遠赤センター 研究成果報告書「遠赤外領域開発研究」に掲載することで共同研究の成果を公表 します。また、成果報告会等での発表をお願いする場合もあります。
重要日程
●H23共同研究申請書提出期限
平成23年5月25日(水)17時必着
●H23共同研究課題採択の通知
平成23年6月上旬
●H23共同研究開始日
採択通知日の翌日
●H23共同研究成果報告会
平成24年3月7日〜9日 (今年度は第4回遠赤外技術に関する国際ワークショップ(IW-FIRT2012)が 成果報告会を兼ねます)
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成果報告会案内(2012年2月28日版)のダウンロード
●H23報告書提出期限
平成24年3月31日(土)17時必着
各種様式、書類のダウンロード
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公募案内(5月20日版)のダウンロード
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共同研究要項(6月10日版)のダウンロード
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申請書様式(様式A)(5月20日版)のダウンロード
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日本語成果報告書様式(別紙B1)(5月20日版)のダウンロード
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英語成果報告書様式(別紙B2)(5月20日版)のダウンロード
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共同研究実施計画書様式(様式C)(6月24日版)のダウンロード
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学生教育研究災害傷害保険等の加入確認書様式(様式D)(5月20日版)のダウンロード
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共同研究協力者追加申請書様式(様式E)(5月20日版)のダウンロード
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共同研究同意書様式(6月6日版)のダウンロード
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銀行振込依頼書のダウンロード
注意:各書式は随時更新されますので、最新の書式をダウンロードしてお使いください。
共同研究への応募要領及び注意点
応募要領及び共同研究実施上の主な注意点は、以下の通りです。
(1)世話人との事前打ち合わせと申請書の提出
遠赤センターにおいて共同研究を行いたい場合は、共同研究申請書(様式A)で申請してください。 その際、遠赤センター内世話人を決め、事前に十分な打ち合わせを行ってから申請して下さい。 世話人を誰に依頼していいか分からない時などには、下記まで連絡していただき、参加資格・研究遂行 などに必要な諸々の事項に付いてご相談下さい。
申請書の提出締切日は、平成23年度分は平成23年5月25日(水)17時です。
(共同研究公募相談者)
小川 勇 遠赤外領域開発研究センター 副センター長
TEL. 0776-27-8662
FAX. 0776-27-8770
E-mail ogawa@fir.u-fukui.ac.jp
(2)成果報告書の提出
共同研究の代表者は成果報告書を必ず提出して下さい。報告書は日本語・英語どちらでもかまいません。 報告書のレイアウトは別紙B1または別紙B2を参照してください。ページ数は1ページとします。
報告書の提出締切日は、平成23年度分は平成24年3月31日(土)17時です。
(3)共同研究要項、傷害保険等への加入
申請した研究課題が採択された場合、遠赤センターの定める「共同研究要項」に従って研究を実施してくだ さい。研究に参加する学生(研究生も含む)の方は、「学生教育研究災害傷害保険」、名誉教授など所属 をお持ちでない方も同等の傷害保険に必ず加入して下さい。
(4)第4回遠赤外技術に関する国際ワークショップ(IW-FIRT2012)
平成23年度は第4回遠赤外技術に関する国際ワークショップ(IW-FIRT2012)を平成24年3月に遠赤 センターで開催予定です。このワークショップは共同研究成果報告会も兼ねていますので、このワークショップでの 共同研究成果の発表も合わせてお考えください。
(5)共同研究申請書および成果報告書の提出先
福井大学総合戦略部門研究推進課学内共同教育研究施設担当
E-mail skkyudou-s@ad.u-fukui.ac.jp
(TEL. 0776-27-8017,FAX. 0776-27-9742)
それぞれの書式は本ホームページからダウンロードできます。 研究代表者がWord fileに必要事項を記載し、上記提出先まで電子メールに添付して提出してください。 この場合、電子メールの件名は以下のようにしてください。
共同研究申請書提出の時 H23遠赤センター共同研究申請+研究代表者名
例 H23遠赤センター共同研究申請遠赤太郎
成果報告書提出の時 H23遠赤センター共同研究成果報告+研究代表者名
例 H23遠赤センター共同研究成果報告電波二郎
遠赤センター共同利用可能設備
遠赤センターで共同研究として利用できます実験設備は以下の通りです。
1. ジャイロトロンFU CW I(300 GHz, 1.8 kW, CW)
2. ジャイロトロンFU CW IIA(394.5GHz, 40W, CW or long pulse)
3. ジャイロトロンFU CW III(THz, CW)
4. ジャイロトロンFU CW IV(135 GHz〜141 GHz間の周波数連続可変)
5. ジャイロトロンFU CW V(203.4GHz, 400W, CW or long pulse)
6. パルスジャイロトロン(400 GHz帯, 100 kW級,パルス幅 1〜10 μs)
7. 遠赤外分子レーザー装置(119 μm において100 mW)
8. BWO光源システム(10 mW:180 GHz〜375 GHz, 5 mW:375 GHz〜850 GHz, 3 mW:850GHz〜1100GHz)
9. Orotron発振器(120 GHz〜230 GHz,0.6mW〜50mW)
10. ジャイロトロンセラミックス焼結装置(28 GHz, 15 kW)
11. ジャイロトロンセラミックス焼結装置(24 GHz, 2.5 kW)
12. THz-TDS分光装置(0.1 THz〜3 THz)
13. フェムト秒再生増幅器(40 fs, 800 nm, 1 kHz 繰り返し,3 mJ/pulse)
14. 200MHz DNP-NMR 装置 (131.5GHz Gyrotron, 200MHz NMR装置)
15. テラヘルツESR装置(下記16番、17番を組み合わせて使用。他の光源の使用については要相談。)
16. 18T超伝導マグネット(1.5 K - 200 K温度可変インサート付き)及び希釈冷凍機
17. テラヘルツ・ベクトルネットワークアナライザー(ダイナミックレンジ,W-band 70dB以上, D-band 70dB以上,200GHz 100dB以上,400GHz 100dB以上,800GHz 50dB以上)
18. 電波暗室(ミリ波からTHzにおいて,遮蔽性能100 dB,吸収体性能45 dB)