<平成27年度福井大学遠赤外領域開発研究センター共同研究公募案内>

 未踏の周波数領域として残され,21世紀のフロンティア的技術開発領域である遠赤外/ テラヘルツ波分野において,急速な技術発展が始まりつつあります。このような情勢にお いて,遠赤外/テラヘルツ波領域の戦略的開発研究のため,わが国の研究拠点の形成が求 められています。福井大学遠赤外領域開発研究センター(以下,遠赤センター)は,この ような要請に応え,遠赤外領域の高出力光源開発と応用研究,広帯域分光研究,遠赤外領 域高出力光源を用いた材料開発および物性研究等を展開するため,平成23度よりわが国の 研究者から遠赤外/テラヘルツ波分野について共同研究課題の公募を開始しました。引き 続き平成27年度も共同研究課題を公募します。

circle_tri.exe 共同研究課題の採択及び公開について
 共同研究を公正かつ円滑に実施するため,遠赤センター運営委員会のもとに共同研究委員会が設けられています。共同研究課題の採択・共同研究経費の配分は,共同研究委員会によって行われます。
 採択された共同研究課題は,遠赤センターHP上で公開します。年度末には成果報告書を提出して頂き,遠赤センター研究成果報告書「遠赤外領域開発研究」に掲載することにより共同研究の成果として公表します。また,成果報告会等での発表をお願いする場合もあります。尚,応募に際しては,所属長の承認を得ているものとします。

circle_tri.exe 重要日程
●H27共同研究申請書提出期限 平成27年4月20日(月)17時必着
●H27共同研究課題採択の通知 平成27年5月18日(月)
     H27採択研究課題 ( .pdf)
●H27共同研究開始日 採択通知日の翌日
●H27共同研究成果報告会 平成28年3月9日(水)
     成果報告会プログラム ( .doc)
●H27報告書提出期限 平成28年3月31日(木)17時必着


circle_tri.exe 各種様式、書類のダウンロード
<注意>各書式は随時更新されますので、最新の書式をダウンロードしてお使いください。
公募案内
共同研究要項
申請書様式(様式A)
日本語成果報告書様式(別紙B1)
英語成果報告書様式(別紙B2)
共同研究実施計画書様式(様式C)
学生教育研究災害傷害保険等の加入確認書様式(様式D)
共同研究協力者追加申請書様式(様式E)
共同研究研究代表者変更届(様式F)
共同研究共同研究課題の辞退届(様式G)
共同研究同意書様式
銀行振込依頼書


circle_tri.exe 共同研究への応募要領及び注意点
応募要領及び共同研究実施上の主な注意点は、以下の通りです。

(1)世話人との事前打ち合わせと申請書の提出

・ 遠赤センターにおいて共同研究を行いたい場合は,共同研究申請書(様式A)により申請してください。その際,遠赤センター内世話人を決め,事前に十分な打ち合わせを行ってから申請して下さい。世話人を誰に依頼していいか分からない時などには,下記まで連絡していただき,応募資格・研究遂行などに必要な諸々の事項に付いてご相談下さい。

(共同研究公募相談者)
      小川 勇  遠赤外領域開発研究センター 共同研究委員会委員長
            TEL. 0776-27-8662
            FAX. 0776-27-8770
            E-mail ogawa@fir.u-fukui.ac.jp

(2)共同研究要項、傷害保険等への加入

 申請した研究課題が採択された場合,遠赤センターの定める「共同研究要項」に従って研究を実施してください。研究に参加する学生(研究生も含む)の方は,「学生教育研究災害傷害保険」またはそれと同等の傷害保険に加入して下さい。
 名誉教授など所属をお持ちでない方も上記と同等の傷害保険に必ず加入して下さい。


(3)成果報告書の提出

共同研究の代表者は成果報告書を必ず提出して下さい。報告書は日本語・英語どちらでもかまいません。 報告書のレイアウトは別紙B1または別紙B2を参照してください。ページ数は1ページとします。

(4)共同研究申請書および成果報告書の提出先

福井大学総合戦略部門研究推進課研究施設(文京)
E-mail skksisetu@ad.u-fukui.ac.jp
(TEL. 0776-27-8017,FAX. 0776-27-9742)

それぞれの書式は遠赤センターホームページ (http://fir.u-fukui.ac.jp/)にアクセスし,メニューの「国内共同研究」から入っていただくと得ることができます。研究代表者がWord fileに必要事項を記載し,上記提出先まで電子メールに添付して提出してください。この場合,電子メールの件名は以下のようにしてください。

共同研究申請書提出の時 H27遠赤センター共同研究申請+研究代表者名
   例 H27遠赤センター共同研究申請遠赤太郎

成果報告書提出の時 H27遠赤センター共同研究成果報告+研究代表者名
   例 H27遠赤センター共同研究成果報告電波二郎


circle_tri.exe 遠赤センター共同利用可能設備

1. ジャイロトロンFU CW IIA(394.5 GHz, 40 W, CW or long pulse)
2. ジャイロトロンFU CW IIB(394.5 GHz, 40 W, CW or long pulse)
3. ジャイロトロンFU CW III(THz, CW)
4. ジャイロトロンFU CW IV(135 GHz〜141 GHz間の周波数連続可変)
5. ジャイロトロンFU CW G I(203 GHz, 500 W, CW or long pulse)
6. ジャイロトロンFU CW G IA(203 GHz, 1.5 kW, CW or long pulse)
7. ジャイロトロンFU CW G III(395 GHz, 400 W, CW or long pulse)
8. ジャイロトロンFU CW G V(160 GHz〜265 GHz間で〜10点, 1 kW, long pulse)
9. ジャイロトロンFU CW C I (基本波動作; 〜212.7 GHz, 400 W, CW, 二次高調波動作: 〜396.6 GHz, 40 W, CW)
10. ジャイロトロンFU CW C II (基本波動作; 〜205 GHz, 400 W, CW, 二次高調波動作: 〜405 GHz, 40 W, CW)
11. パルスジャイロトロン(300 GHz帯, 200 kW級,パルス幅 1〜10 μs)
12. 遠赤外分子レーザー装置(119 μm において100 mW)
13. BWO光源システム(出力 数 mW, 周波数180 GHz〜375 GHz, 375 GHz〜850 GHz,850 GHz〜1100 GHz)
14. Orotron発振器(120 GHz〜230 GHz,0.6 mW〜50 mW)
15. ジャイロトロンセラミックス焼結装置(28 GHz, 15 kW)
16. THz-TDS分光装置(0.1 THz〜3 THz)
17. フェムト秒レーザー再生増幅器(40 fs, 800 nm, 1 kHz 繰り返し,3 mJ/pulse)
18. テラヘルツESR装置(下記19番,20番を組み合わせて使用。他の光源の使用については要相談。)
19. 18 T超伝導マグネット(1.5 K-200 K温度可変インサート付き)及び希釈冷凍器)
20. テラヘルツ・ベクトルネットワークアナライザー(ダイナミックレンジ,W-band 70 dB以上,D-band 70 dB以上,200 GHz 100 dB以上,400 GHz 100 dB以上,800 GHz 50 dB以上)
21. 電波暗室(ミリ波からTHzにおいて,遮蔽性能100 dB,吸収体性能45 dB)


circle_tri.exe 過去の遠赤センター共同研究


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