福井大学遠赤外領域開発研究センター国内共同研究
<平成30年度 福井大学 遠赤外領域開発研究センター 共同研究 公募案内>
電磁波の未開拓周波数領域として残され,21世紀のフロンティア研究領域である遠赤外/テラヘルツ領域において,光源・検出器技術を中心に,現在急速にその応用/利用技術が発展しつつあります。このような情勢において,遠赤外/テラヘルツ波領域の戦略的開発研究のため,わが国の研究拠点の形成が求められています。福井大学遠赤外領域開発研究センター(以下,遠赤センター)は,このような要請に応え,遠赤外領域の高出力光源開発と遠赤外領域高出力光源を用いた応用研究,広帯域テラヘルツ分光計測等の研究を展開する拠点形成を目指し,平成23年度より遠赤センターの設備・装置を利用して,学内外の研究者と共同で遠赤外/テラヘルツ領域の研究開発を実施するための公募型共同研究を開始しました。引き続き平成30年度も共同研究課題を以下の要領で公募します。
共同研究課題の採択および公開
共同研究を公正かつ円滑に実施するため,遠赤センター運営委員会のもとに共同研究委員会が設けられています。共同研究課題の採択・共同研究経費の配分は,共同研究委員会によって行われます。平成29年度から,共同研究委員会に学外委員を加え,より広い見地から共同研究の企画・運営をしています。また,平成29年度より共同研究経費の配分方法が変わっています。。詳しくは、遠赤センターHPの
共同研究要項 (.doc)
をお読みください。
採択されました共同研究課題は,遠赤センターHP上で公開します。年度末には成果報告書を提出していただき,遠赤センター研究成果報告書「遠赤外領域開発研究」に掲載することにより共同研究の成果として公表します。また,共同研究成果報告会等で発表をお願いする場合もあります。成果報告会で報告いただく課題につきましては,採択通知時にお知らせします。
なお,応募に際しては,申請者の所属長の承認を得ているものとします。
重要日程
●H30共同研究申請書提出期限
平成30年4月26日(木)17時必着
●H30共同研究課題採択の通知
平成30年5月25日(金)
H30採択研究課題 ( .pdf)
●H30共同研究開始日
採択通知日の翌日
●H30共同研究成果報告会
平成31年3月7日(木)午後(第7回遠赤外領域国際WS(IW-FIRT2019)終了後)
H30共同研究成果報告会プログラム ( .docx)
●H31報告書提出期限
平成31年3月31日(日)17時必着
各種様式、書類のダウンロード
<注意>各書式は随時更新されますので、最新の書式をダウンロードしてお使いください 。
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公募案内
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共同研究要項
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申請書様式(様式A)
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日本語成果報告書様式(別紙B1)
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英語成果報告書様式(別紙B2)
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共同研究実施計画書様式(様式C)
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学生教育研究災害傷害保険等の加入確認書様式(様式D)
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共同研究協力者追加申請書様式(様式E)
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共同研究研究代表者変更届(様式F)
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共同研究共同研究課題の辞退届(様式G)
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共同研究同意書様式
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銀行振込依頼書
共同研究への応募要領及び注意点
○共同研究への申請
遠赤センター共同研究の申請は,共同研究申請書(様式A)により申請してください(今年度から様式が変更されていますので、最新版で作成ください。)。その際,遠赤センター内世話人を決め,事前に十分な打ち合わせを行ってから申請してください。世話人を誰に依頼してよいか分からない時には,下記まで連絡していただき,応募資格・研究遂行などに必要な諸々の事項についてご相談ください。
(共同研究公募相談者)
立松芳典 遠赤外領域開発研究センター共同研究委員
TEL. 0776-27-8517
FAX. 0776-27-8770
E-mail tatema@fir.u-fukui.ac.jp
○共同研究の実施に当たっての注意点
・申請した研究課題が採択された場合,遠赤センターの定める「共同研究要項」に従って研究を実施してください。
・研究に学生(研究生も含む)が参加する場合には,「学生教育研究災害傷害保険」またはそれと同等の傷害保険に加入してください。名誉教授など所属をお持ちでない方も上記と同等の傷害保険に必ず加入してください。
・共同研究の代表者は成果報告書を必ず提出してください。報告書は日本語・英語どちらでもかまいません。報告書のレイアウトは別紙B1または別紙B2を参照してください。ページ数は1ページとします。なお,成果報告書は,遠赤センター「研究成果報告書」(年報)にモノクロ印刷で掲載されますので,図表などはモノクロ印刷でも,その内容を理解できるようにしてください。
○共同研究申請書,成果報告書の提出方法
共同研究申請書,成果報告書のフォーマットは,遠赤センターホームページ(http://fir.u-fukui.ac.jp/)にアクセスし,メニューの「国内共同研究」からダウンロードできます。研究代表者がWord fileに必要事項を記載し,下記提出先まで電子メールに添付して提出してください。なお、
平成29年度より提出先のメールアドレスを変更しております
ので,ご注意願います。
(申請書,報告書の提出先)
福井大学総合戦略部門研究推進課研究施設(文京)
E-mail firdm@ml.u-fukui.ac.jp
(TEL. 0776-27-8017,FAX. 0776-27-9742)
共同研究申請および成果報告書提出時の電子メールの件名は以下のようにしてください。
共同研究申請書提出の時 H30遠赤センター共同研究申請+研究代表者名
例 H30遠赤センター共同研究申請遠赤太郎
成果報告書提出の時 H30遠赤センター共同研究成果報告+研究代表者
例 H30遠赤センター共同研究成果報告電波二郎
遠赤センター共同利用可能設備
1. ジャイロトロンFU CW GI(203 GHz, 500 W, CW or pulse)
2. ジャイロトロンFU CW GIA(203 GHz, 1.5 kW, CW or pulse)
3. ジャイロトロンFU CW GV(160 GHz〜265 GHz間で〜10点, 1 kW, CW or pulse)
4. ジャイロトロンFU CW GVIB(460 GHz, 50 W, CW or pulse)
5. ジャイロトロンFU CW CII (基本波動作; 〜205 GHz, 400 W, CW, 二次高調波動作: 〜405 GHz, 40 W, CW)
6. 遠赤外分子レーザー装置(119 μm において100 mW)
7. BWO光源システム(出力 数 mW, 周波数180 GHz〜375 GHz, 375 GHz〜850 GHz,850 GHz〜1100 GHz)
8. Orotron発振器(120 GHz〜230 GHz,0.6 mW〜50 mW)
9. ジャイロトロンセラミックス焼結装置(28 GHz, 15 kW)
10. THz-TDS分光装置(0.1 THz〜3 THz)
11. フェムト秒レーザー再生増幅器(40 fs, 800 nm, 1 kHz 繰り返し,3 mJ/pulse)
12. テラヘルツESR装置(下記13番,14番を組み合わせて使用。他の光源の使用については要相談。)
13. 18 T超伝導マグネット(1.5 K-200 K温度可変インサート付き)及び希釈冷凍器
14. テラヘルツ・ベクトルネットワークアナライザー(ダイナミックレンジ,W-band 70 dB以上,D-band 70 dB以上,200 GHz 100 dB以上,400 GHz 100 dB以上,800 GHz 50 dB以上)
15. 電波暗室(ミリ波からTHzにおいて,遮蔽性能100 dB,吸収体性能45 dB)
過去の遠赤センター共同研究
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