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液体窒素を汲み出すことができる時間
平日(月曜から金曜、祝日はのぞく) 午前9時30分〜午後5時(5時までに終了のこと)
ただし、年末年始、夏季休業、そのほかの都合で、供給を停止する期間があります。お知らせにご注意ください。
液体窒素を汲み出す際の注意
ここは液体窒素の汲み出し方法について書かれています。具体的な汲み出し方法や液体窒素の危険性については、高圧ガス保安教育で指導しておりますので、ここではよく起きる不注意や、容器登録の手順を中心に記します。教員の皆様には定期的に学生さんへの注意喚起をお願い致します。
1. 危険性の認識(慣れたころが危険)
窒素は大気に豊富にあり、簡便な寒剤としてよく使用されていますが、凍傷や失明などの危険性もあります。保安教育での配布資料や保安のページをご覧になり、よく理解してご利用ください。
2.「はじめチョロチョロ、なかパッパ」〜 汲み出しは効率よく〜
(超低温物性実験施設での汲み出しは自動化されましたが、ユーザーがさらに小分け容器に汲み出す場合にはこの原則を考慮して下さい。)
液体窒素の沸点は約77 Kです。容器が沸点まで冷えないと液体は溜まりません。暖かい容器にいきなり勢いよく液体窒素を注いでも蒸発量が多くなって無駄ですし、激しい沸騰による思わぬ危険も考えられます。はじめはゆっくり「チョロチョロ」出して、蒸発量が減ってきたところで汲み出し流量を増していくと良いでしょう。
3. ウエスは決められた位置に
冷えた管などを扱うために布(ウエスと呼びます)を使用しますが、このウエスを置く位置は決められています。使用後は、必ず決められた位置に洗濯バサミで固定してください。
4. 規則を守りましょう
容器登録は正しく行いましょう。高圧ガス保安教育を受講した人だけが寒剤を扱えることを徹底しましょう。
5. 運搬上の注意
絶対に倒さない、ぶつけない。容器の断熱が破れ、爆発などの事故を招く可能性があります。タイヤ付きの容器の場合は、定期的にタイヤの状態をチェックしてください。
エレベータに一緒に乗らない。万が一エレベータに閉じ込められたとき、窒息の危険性があります。上下階で協力し、途中階で人が乗らないように対策をしてください。(→リンクから同乗を防ぐための掲示例をダウンロードすることができます。2014年10月)
以上(2007.10)