高圧ガス保安活動促進週間について、今年度も以下の通り文京キャンパス教職員宛にメール配信しました。(10/24付)
また、窒素運搬中の掲示例はリンクよりダウンロードできるようにしてあります。

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福井大学文京キャンパス教職員 各位

  令和元年度 高圧ガス保安活動促進週間のお知らせ

     高圧ガス保安統括者
    超低温物性実験施設長 菊池彦光

 学内で寒剤(液体窒素や液体ヘリウム)を運搬しているのを見かけることが
あるかもしれません。皆様はエレベーターに寒剤と一緒に乗り込むのは危険で
あることをご存じですか?寒剤利用者が安全に気を配るのは当然ですが、利用
者以外の各個人が知識をもち自衛することも重要です。以下のアナウンスは
寒剤および高圧ガスのユーザー向けのものですが、ひろくお知らせするために、
各学科等に掲示をお願いしています。皆様ご一読下さい。

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      令和元年度 高圧ガス保安活動促進週間
    令和元年10月23日(水)から10月29日(火)

    『安全を誇れる企業と守る人 一人ひとりが監督者』

※ 高圧ガスの保安は <<自主的な保安管理>> が基本です。
 ひとりひとりの保安意識が事故を防ぎます。

https://www.meti.go.jp/press/2019/09/20190911003/20190911003.html

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高圧ガスの安全な取り扱いについて、本学安全衛生マニュアル、高圧ガス保安
教育テキスト(下記URLの超低温物性実験施設ウェブページ参照)、文京地区
安全衛生ホームページ等をご参照の上、今一度、ご確認をお願いいたします。

◆ 特に下記の点にご注意下さい ◆
【今年度重点項目】基本的な保安意識を徹底しましょう!

1)寒剤の運搬方法を確認しましょう
・寒剤をエレベーターを使って運搬する際に、人と寒剤が同乗していませんか?
 (万が一、地震等でエレベーターが停止すると窒息する可能性があります)
 また、途中の階で人が乗り込まないようにするために掲示等の策を講じて
 いますか?

・エレベーターに寒剤と一緒に乗っているのを見かけましたら声をかける
 ようにしましょう!

・容器は2人以上で運搬しましょう。

※本学でも数年前に、エレベーターと同乗して寒剤を運んでいる事例があった
 ようです。今後そのようなことのないよう、見かけた方は注意をお願い
 します。

*** エレベータでの容器運搬掲示例はこちらからダウンロードできます ***

http://fir.u-fukui.ac.jp/~teiken/Link.html

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2)教育訓練を徹底しましょう
・毎年春に行われる高圧ガス保安教育を一度も受講していない方が、寒剤(液体
 窒素、液体ヘリウム等)を使用していませんか?毎年春に2回、新規ユーザー
 むけ保安教育を開催しています。

3)遵守すべきことを確認しましょう
・ガスボンベの管理(数量の管理、転倒防止対策、再検査期限の遵守)が
 きちんとされていますか?

・地震・洪水等による大規模災害に対する対策はできていますか?あわせて、
 初動対応を確認しましょう。

・寒剤を閉じ込めると爆発につながります。知らないうちに閉塞することが
 無いよう、注意しましょう。

◆高圧ガスに関係する事故の例が、文京地区安全衛生ホームページの「事故例」
 や、超低温物性実験施設のウェブページのリンク等にあります。

  【文京地区安全衛生ホームページ】

    http://roukan2.ad.u-fukui.ac.jp/bunkyo/anzen-eisei/

  【超低温物性実験施設】

    http://fir.u-fukui.ac.jp/~teiken/

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